夫婦交換の約束事。其の三
〜裸でチーク〜

ここでハプニングが起きた。パーティーの準備が出来上がる頃、この別荘の持ち主である
社長が沖釣りの帰りだと言って、新鮮な魚を持参して来たのである。
既に全裸になっている四人を見て驚かれたが、やはり男、参加を強く申し出られた。

「いいわよ、男達、なんだか疲れてるみたいだから」
どうやら、弘子さんと社長の間には肉体関係があり、其の事はご主人も暗黙の内に
認めているように思えた。私と由美子には関係のない事だから、口を挟むのも差し控えた。
社長は喜んで直ぐに裸になり、持参した肴をおろして刺身をつくり、弘子さんが揚げ物にする。

広子さんの尻たぼのモコモコした動きが、露骨に男を挑発しているように見える。
冷蔵庫から野菜を取り出した広子さんは魚を持ってガス台の前に立った。

「はい、エプロン」
社長が全裸の広子さんにエプロンを渡す。
「ありがとう。優しいのね、社長さんは」
と言いながら広子さんはエプロンを頭からかぶった。
両手を背中に回し、お尻の上で紐を結ぶ。
そんな広子さんの尻たぼを社長は掴み、左右に拡げた。

「い、いやっ、ここじゃいやですぅ」
くびれたウエストがねじれ、エプロンの腋から、
張りつめたバストの隆起が覗く。

若い時は其の日暮らしの生活で苦労なされたらしい。建設現場や、道路工事の
肉体労働をしながら種銭を貯め、バブル期にチャンス到来と一挙に事業を興して
今日の財を築かれたと言う。肉体労働で鍛えた身体は浅黒く、節くれだった筋肉は逞しく、
腰を見ただけで、社長の性欲の強さが想像できた。
私に男として忘れていた野生を思い出させてくれるに十分だった。

料理が次々と出来上がり、運ばれてきた。酒も料理も美味かった。
飲食物が五人の間の距離感と緊張を柔らかく取り除いてくれた。
酒に酔い、全裸で踊るチークダンスはキャンドルパーティーのムードを最高潮に高めた。
相手を交互に取り替えて踊るチークは男の機能を回復させた。

ネットリと吸い付く様にして由美子とチークを踊る社長が、
「握ってみて下さい、奥さん」
耳たぶを舐めるようにして囁かれ、由美子は全身をみるみる内にピンク色に染めた。
『エエッ』
と驚く由美子の口を、社長が分厚い唇で塞ぎ、由美子の左手を導かれた。
カチカチになったペニスの亀頭が由美子の臍を舐めるような角度で反り、脈動している。
社長の横で広子さんと踊る私達にもその声が聞こえて来る。

「そうそう奥さん、もっとギュウッと握って」
私は思わず由美子を見た。夢遊病者のように言われたまま由美子は太く熱い
ペニスを握り締めていた。

「どう、握った感じは」
『とても、固いわ』
「そんなに強く握ったら痛いよ」
『あっ・・・ごめんなさい』
由美子は溜息を吐いた。

チークを踊る広子さんが私の耳元で囁いた。
「社長のは、長くはないれど、太くて凄く固いの、フェラチオすると血管が浮き出て
 ドクドク血が流れているのが唇で分かるの」
『強そうですね』
「社長が困っているのは、朝立ちのとき何ですって。女の私には判らないけど、
 カチンカチンに勃起したオチンチンからは、オシッコが出なくて毎朝、
 持て余して居るんですって」
『羨ましい話ですね』
「ごめんなさいね、由美子さんが終ったら、
 広子も社長に抱いて貰うの、その間待っててね」

ベッドの上では、何時の間にか由美子が騎乗位で自分の身体の重みを利用し、
腰で社長のペニスをズブズフと受入れていた。
激しく下から突き上げる社長の動きに、由美子は背筋を弓なりに反らせ、
「ああっ、いぃぃ・・・」
と言ってキリキリと唇を噛んでいる。社長は両手を双臀へ回し、
更に引き寄せ結合を深くしながら、
『どう、気持ちが良いかい』
「ああっ・・・いいです・・・あんっあっ」
由美子は社長の胸に両手を置き、バランスを取りながら、
両足は社長の腰に跨らせていた。

「いいっ、い、いっちゃう」
『お、俺もいく・・・いくっ』
社長が感極まった声を発し、頂点を迎えられたのが判る。
「ああっ、わたしもっ・・・い、いきます・・・」
騎乗位から、正常位に体位が入れ替わり、
社長に組敷かた由美子は社長の背中を抱き、
足で締め付けるようにして余韻を楽しむように腰を振り立てている。

由美子の上で、一息入れている社長の元へ、私の側から離れた広子さんは、
歩み寄り社長を浴室へ誘った。シヤワーで社長のペニスに付いている
由美子の匂いを洗い流し終えると、今度は社長が広子さんの片足を
バスの縁に乗せさせ広子さんのオマンコを洗われる。

由美子と絡まっていた時の荒々しい行為とは正反対に、社長の洗い方は、
太い指で陰部を広げ優しく中まで丁寧に洗っておられる。
洗い終えると、今度は広子さんがソープ嬢の様に身体に石鹸を泡立て、
身体で身体を洗われる。そして洗い終えてシヤワーで石鹸を流すと社長を
仁王立ちにさせ、其の前に跪きペニスを口に含まれた。
直ぐにでも二度目が可能に成る広子さん独特のフェラチオンに、
社長のペニスは直ぐに回復し始めた。

浴室の入り口で二人の行為を見ている私に、
「あなた」と妻の由美子が声を掛けて来た。
何度も気をやった由美子の顔は、ハッとするような艶かしさが有った。
「すごく良かったのよ」
と言う由美子の恥溝から、ドロッとした社長の白濁が垂れて、
油の乗った太腿を伝わり糸を引いていく。腕を絡ませてきた妻が愛しかった。
胸に抱きしめようとした時、中村さんが声を掛けて来た。

『由美子さん、良かったらしく随分良い声で、泣いていらっしゃいましたね。
 さあ、今度は私の番ですね』
と私の腕から由美子を引き離される。
「もういいでしょう。私の妻です。今度は私が・・・」
『あなたには、私の妻の広子を預けました。
 田中さんとの絡みが終ったら広子を抱いてやって下さい』

当然の様に話される中村さんに、愛しいと感じた妻を提供しなければ成らない
約束事が、この時は恨めしく思った。

直ぐにベッドで中村さんと絡む由美子は、社長に何度も気を遣らされ、
身体の芯に余韻がくすぶって居るだけに、甚振る様な中村さんの愛撫に
身体を開き、ペニスを挿入されると、直ぐに身体の芯の火が燃え盛った。
「いい・・・」
とあげる由美子の声を避けるようにして浴室を見ると、広子さんは椅子に腰掛けた
社長の膝の上で、後ろ向きに両足を大きく広げ座った侭貫かれていた。
膣の中に深くペニスを埋められたオマンコは、
入り口で見ている私からはあからさまに見え、埋められたペニスの分だけ、
オマンコが膨れ上がって居るのまで観察できた。
inserted by FC2 system