借りた人妻奈津子。其の六
◇◇

乱れに乱れ果てたそんな奈津子の姿を目にすれば、
若い頃なら忽ち気をやってしまう所ですが、そこは永年修練を積んだ賜物で、
少々の事でへこたれる様なそんな柔なチンポではありません。

ここで気をやってしまう様では男の恥とばかり、腹の底から沸き上がってくる
快感を何度も何度も押し沈め、女の快感の壷を擦りながら、ズボリ、ズボリ、
ズホ、ズボ、ズボと、休む暇なく早腰を使い続けます。

気をやり終えて、暫く失神したようになっていた奈津子は、私の激しい腰遣いに、
そっと物憂そうな薄目を開けて私の顔を見上げ、再び、下から腰を動かしてきました。
「あんたって、ほんまに強いんやナア。ウチもう、何遍も気ィやらされて、ヘトヘトやワ」
「折角オメコするのに、奈津子、もっと頑張らなきゃ」

そう言いながら、ふと隣のアベックの事を思い出して、そちらに視線を向けると、
向こうでは今度は女が上になって、髪振り乱しての本茶臼の最中でした。
何時の間にか右隣にも先刻一緒にビデオ見ていた客が入っていて、
こちらも女が上になって、男の赤黒いチンポを口一杯に頬ばり、69を始めています。

「奈津子、見てみい、両隣も今が真っ盛りやでぇ」私の言葉に、
奈津子はチョツト頭を挙げて、左右の部屋の様子を窺っていましたが、あられもない
格好をした女たちの姿に再び淫情を刺激されたのか、私の背中へ両腕を回して、
ピチャ、ピチャ、クチュ、クチュとオメコを鳴らしたが、激しく腰を使い始めました。

「これが、ほんまのオメコする言う事なんやなあ。ウチ、初めて知ったわ」
「そんなら、奈津子は是までどんなオメコしとったんや?」
「どんなて、そらもう、あっさりしたもんやわ。こんなに何遍も何遍も、
 気ィやらされたことなんか、あらせなんだ」

そんな事を喋りながら腰を使っているうちに、奈津子の口から悩ましい
喘ぎ声が漏れ始めて、再び眉間へ深い皺を刻んできました。
「あア、ええチンポやわア。ほんまにええチンポや」
奈津子は喘ぎながらそんなことを口走り、再びオメコをヒク付かせて、
膣内の秘肉をチンポの一番敏感なところへ絡ませる様にして締め付けて来ました。

「奈津子、あんたかて、旦那が自慢するだけのことはある。
 エエ味やわ、こおな上味は久し振りやなア」
それは私の心の底から出た言葉で、何度か気をやった後でも、
その締まり具合が衰える様子はありませんでした。

「あア、またようなってきたわ。あア、エエわ、エエわ。
 あア、もう、どうしょう、どうしょう。あア、エエ、エエ、エエエ」
奈津子の口から引っ切り無しにヨガリ声が漏れ、
私もゾク、ゾクとするような激しい快感を覚えて、今は是までと、
必死になって大腰、小腰に火を噴くようなピストン運動を開始します。

そのうち、奈津子は激しい膣への摩擦と、サネ頭への執拗な刺激による快感に
堪え切れなくなって来たのか、上体をのけ反らせ私の背中へ回した両手で、
しっかりと抱き付いてきました。

「あア、もうダメ、ダメ、ダメ、あア、もう、オメコが、オメコが・・・」
「オメコがどうしたの?エエ?奈津子?
「あア、オメコが・・・オメコがしびれる。しびれる・・・あア、あアア」
そう叫んだと思うと、膣襞全体が痙攣を起こしたようにピク、ピク、ピクッと蠢き、
奥のほうからドロッとしたモノが流れ出たように感じたその瞬間、亀頭から胴中、
胴中から根元の方へ、うねるような肉襞にギュウギュウ締め付けられました。
あア、極楽、極楽・・・アア、極楽やア・・・。

チンポは勿論の事、体全体に沸き起こる激しい快感に身を任せながら、
そう感じた途端、ドビュッ、ドビュッと熱い精液が亀頭から迸り出て、
奈津子の子宮目掛けて飛び込んでいきます。
続いてドク、ドク、ドクッと、体中にある全ての精液が流れ出るかと
思えるほどの多量の精液を弾きだしたのでした。

「あア、あんたア、ウチも、ウチもや、またや、エエ、エエ、また、イク、イク、イクウッ」
二人とも最後の全精力を使い果たしたような気をやって、
最早腰を使うことも出来なくなって、ガックリと崩れました。

額と言わず、首筋と言わず、玉の汗が後から後から噴出してきて、
奈津子の胸の谷間に水溜りが出来るほどに成っていましたが、
暫くは起き上がる力も、汗を拭う気力すらありません。

やがて、私は奈津子の体から降りて、ゴロッと横たわりましたが、
そのまま起き上がる気力もなく、何時の間にかウトウトと眠りに落ちてゆきました。
END
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