永瀬夫妻との夫婦交換。其のニ
〜需要と供給〜

ご主人がコップにビールを注ぎ終わる頃、
奥様の加奈さんもエプロンを外して乾杯に参加なさる。
「あまり飲めないのよ」言葉どおり強くはなさそうだ。
ニ、三杯のビールで、すぐ頬から首筋まで赤くなさっている。

頬からほんのり染まった顔は、色白だけに愛らしく妙に艶めかしくみえる。
是からの事を思って居られるのであろう。初心者独特の好奇心に満ち、
はにかみ、ドキドキなさっておられるのがわかる。

この世界を楽しむ女性には、厚顔無恥な方が多いだけに恥らう姿は、
いかにもいじらしく新鮮に見える。

奥様の加奈さんに、お風呂や着替え、二部屋の準備などを尋ねた。
奥様の加奈さんは恥じらいを押し殺すように、
お風呂とトイレは上下の階に設置されており、着替えは浴衣を、
部屋は二階の夫婦の寝室と一階の客間を利用出来る様に、
すでに夜具の準備は整っていると話された。
私はそんな奥様の姿が嬉しかった。恥じらいは千の技巧に勝る。

ご主人は同室を望まれた。私の体験から力み過ぎだと思った。
今までの経験から初心者が、自分の目の前で自分の妻を他人に自由にしてもらって、
それを見ながらペニスを勃起させる事など出来る訳が無い。

だがそれにはそれなりの理由があった。
ラブホテルなどの密室を想定した上で、初めて逢う男と裸で抱き合うことに、
奥様の加奈さんは不安を抱かれたからである。
変な器具や予想もしない体位など求められたら、どうしょうと危惧を抱かれ、
ご主人に側で見守っていてくださいとお願いされていたのである。

ご主人も、自分の我が侭を叶えてくれる奥様のその要望を約束なさっていたのである。

私は諭すように、
「最初は別室から経験なさるのが普通ですよ。ここはラブホテルじゃ有りません。
 あなた方のお家じゃないですか。なにも心配せずただ楽しめば良いだけですから」
側で妻の由美子が、

「今日は私も思い切り楽しみたいわ。
 同室は何度か別室を経験してから楽しむものなの。
 脚を広げて待っているのに、嫉妬から殿方が勃た無くなって
 出来ないなんて、笑い話にも成りませんからね、そんな時の女は惨めよ」
「でも、加奈が心配するのでは」
と言うご主人に由美子が、

「大丈夫よ。初めはかなり戸惑いや不安がありますけど、
 それも入れられるまでの短い時間でしかありません。
 だってあそこが濡れそぼっていますもの」
ご主人は奥様の方を向き、

「加奈、どうしょう。別室でいいか」
「あなたはどうなの?」
「人の前でやった事などない。うまく勃起するかどうか。何となく自信がない」
「加奈も、あなたにイクところを見られたくない」
「気を遣りそうなのか?もう濡らしているのか」
「知りません・・・聞いちゃいやです」

結論は、初めにリビングで四人で飲みながらペッテングで盛り上げて、
そして本番は奥様の加奈さんと私が二階の夫婦の寝室で、
ご主人と妻の由美子が客間を使用する事に決まった。

決まればもう遠慮する事はない。
私は立ち上がり、緊張気味の奥様の背後から、腋に手を入れ抱き寄せた。

スカートが少しずり上がり、むっちりした太腿の量感が見事だ。
私は奥様の唇を塞いだ。

「いやっ」
夫の見ている前での初めての経験なだけに、顔をかわそうとなさったが、
片手で顎を突き上げるようにして吸った。そして、
「もっとリラックスしましょうね」
私は手を奥様の股間へ潜り込ませ、反応を見つつ指で茂みを弄る。
さらに、奥の媚肉の割れ目辺りを、丁寧になぞりながら、
「いいねぇ、この太腿、それにお尻もプリッとしてとても素敵です」

奥様は前屈みになって黙って触れられるままになっていられる。
パンストとパンティが濡れてきている。
ご自分でも濡れ始めたのが分かり恥かしさから耳が真っ赤に成った。
耳だけでなく知的で美しい顔までが上気して赤くなり、小鼻がピクピク震え、
前屈みの身体を更にうつむきがちに成られた。

起こそうとすると奥様は、身体のバランスが崩れ後に手を付かれた。
その隙をついて、
「パンティをとりますよ」
と言ってパンストとパンティを尻からクルリと剥いだ。

「いやっ」
小さく叫んで、前のご主人の方を見られる。その時由美子もご主人にクルクルと
パンストとパンティを膝の処までさげられていた。ソファーの上で腰を浮かしながら、
由美子が足を宙に上げ伸ばしたり曲げたりしながら、
「脱がして・・・パンティをとってじかに触ってほしいの」

脱がそうとしているご主人に協力している。甘える由美子の太腿の奥に、
艶やかな漆黒色の陰毛の間から、鮮紅色のよじれた花ビラが見えた。

奥様の加奈さんはあわてて視線を反らして、抵抗を諦めたように身体から力を抜かれた。
私はパンストとパンティを足から抜き取ると、奥様のスカートの中で手を自在に動き回した。

クリトリスを摘み、指の腹で擦り上げると電撃を受けたように腰を跳ねさせ、
「だ、だめ。そこは触らないで、主人がみているから・・・」
と足に力が入り、慌てて強く閉じ合わせられる。

それに反して由美子は積極的だった。ご主人に寄りかかり胸の膨らみを押し付け、
わざとオマンコを見せ付けながら、股間に手を伸ばし、膨らみ切ったものを
ズボンの上から優しい手付きで揉み始めた。
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