しっとりとした内腿の感触が、指先に伝わってきた。
ピチピチと指先を弾いた肌が、奥に入るに従い、今度は指に吸い付いて来た。
当然の如く触った途端、由美子は声を出した。
「うっ、ううっ)由美子は押し殺した声を洩らした。
指先で肉壁をまさぐり、指でなぞり、クリトリスを軽く摘む。
「それ、ダメッ」由美子の腰がピクンと跳ねた。
火照って膨らみ、硬くなり始めたクリトリスを親指と人差し指の先で摘み、
包皮を利用して上下に扱く。
「うっ、いいっ、やめて、もう、いやっ」
女の一番の急所を刺激され、由美子は頓狂な声をあげて羞恥に身を揉むのが
精一杯の抗いであった。
剥き上げるたび、クリトリスは由美子の意思に反し、蠢き充血し大きくなってくる。
「こんなに大きくして、感じるからだろう」
「そんな、イヤらしい言葉、イヤッ」
ヌラヌラに成っている肉の裂け目から溢れて来る蜜を、たっぷり指にまぶし、
クリトリスの包皮を剥いて肉芽を剥き出し、指先でこすっては包皮をもどし、
また剥き上げることを繰り返した。
「あっ、だめです、変なの、変になりそう、変になったら由美子恥ずかしい」
と言って、無意識なのだろう、ピクンピクンと腰を弾ませ反応しはじめた。
「あっ、だめです。中が感じるの。奥が熱く成って来て、何かが出そうなの」
由美子は、かぶりを振りながら訴えた。クリトリスから花園の入口に指先をずらし
強く押すと、グチュッと音がした。
「・・・・」
間があった。が、自分の股間からの恥ずかしい音と気が付いたのか、
「いやっ、なんの音なの」
「由美子の音だよ」
と言いながら何度も押した。グチョ、ピチャ、グニューウッ。
「イヤ、音をさせないで」
「この音はね、もう私の体を迎え入れたいと由美子の体が応えているのだよ」
と言って、また押した。グチュ、クチュクチュ、ピチャピチャ。
「音を出さないで下さい。由美子の音なんて信じられない、ウソよ、ウソよ」
部屋の中は、女の匂いが充満していた。
それは何かの香料のようであった。麝香(ジャコウ)のような動物性と、
果実の甘酸っぱさと、強烈な南国的な花の香が濃密にこもっていた。
おそらく処女膜の裏側の一度も手入れされた事のない女の本来の匂いと思われた。
感じて力の入らなく成っている由美子の足を、折り曲げ一杯に拡げ、顔を寄せ、
陰裂をしっかり見た。男を知らない処女のオマンコは、ずば抜けて美しかった。
まるで名工が美玉に彫り起こしたように端正で高貴な姿をしていた。
透き通ったピンクの色は、一度も男の精液を浴びた事のない事を物語っていた。
鼻が触れ、大きく息をして胸一杯匂いを嗅いだ。それと気付いた由美子は、
「ダメッ、よして、恥ずかしい処の匂いを嗅ぐなんて」
そんな声を無視し、両手の指で割れ目を開くようにして溝をそっと舐め上げる。
「うーん、変よ」
由美子は低く呻いたが、股を閉じようとせず膝をくの字に曲げて拡げた侭だった。
舐めやすい姿だった。モロに、口を押し付け、舌先を入れるようにして舐める。
「イイーッ」
両手で顔を覆いながら腰を持ち上げ声を出した。
其の声が次の行動を催促している居るようでも有る。
凄い濡らしようである。湧き出る淫水は、コンコンと泉の如くであった。
ねっとりとした透明な粘液が裂け目から溢れ出て、
盛り上がった会陰からアヌスの方へ流れていく。
一本しか入らない指で粘膜を確認する。
「慎ちゃん、凄く感じるの、イイッ、そこいい、もう一度触って」
「そう、よかったら、思い切って声を出していいんだよ」
「そんな、はしたないこと」
「もう、声だしてるじゃないか。そう、此処が感じるのかい」
「あ〜っ、いいの、本当よ」
クリトリスを重点に攻めた。