関西訛りの家政婦松野さん。其の三
◇腹に跨り◇

待ち兼ねた様に抱き寄せて唇を合わせた。彼女は裸の胸を私の胸に
押し付ける様にして抱き付き、激しく舌を吸いながら太股に両足を絡ませてくる。
サラサラとした陰毛が股の付け根の辺りに触れ、早くも淫液を出して居ると見えて、
冷たいものがベットリと肌に触ってくる。

私は左手をふくよかな彼女の腹から下の方へ進めて、小高い陰阜を一面に
覆っている陰毛を掻き分け、割れ目をまさぐり始めた。
パックリ開いたオマンコの割れ目には、
案の定、湧き出した淫液が溢れ出ていて、指先を冷たく濡らしてくる。

そのヌメリを指先に擦りつけ、大豆ほどに膨れたサネ頭の裏側を、
親指の腹で下から上へと忙しく擦り立ててやると、
「あア、あアッ、あッ!あ、ああん」
彼女は切な気に喘いで、ビクビクとオマンコを震わせ焦れる様に腰をくねらせてきた。

空いた人指し指、中指、薬指を割れ目に添わせて下へ下げ、膣口の辺りを弄ると、
膣の周りの秘肉はムクムクと外へ迫り出し指先へ絡み付くように、
また膣の奥へ吸い込むように蠢いているのだった。

私のチンポは最前からカッカと熱を帯びて痛いほどに勃起していたが、彼女はそっと
手を伸ばして、それを指先で軽く握り締め、亀頭の首を二本の指の股で挟んで、
親指で鈴口の辺りを擦り始めた。

鈴口からは早くも先走りの淫液がドロッと流れ、それを彼女は指先へ付けて、
益々巧みにイジリ廻す。

何処で身に付けたものか、真綿で包んで撫で廻すようなその技巧に挿入する前から
私は気をやってしまいそうな気分になってきた。

それをグッと堪えて、膣口を撫で廻していた二本の指を、ベトベトになった膣の奥へグイと
差し入れた。その指先をザラザラとした膣壁の肉襞が、緩くまた強く締め付けて来るのである。
これが噂に聞く「タコツボ」という奴か、内心そう思いながら、コリコリした子宮孔の丸い
突起を撫で廻していると、指がふやけるほどの多量な淫水をゴボゴボと吐き出してきた。

「あア、早よう、早ようッ」
そう言ったかと思うと、私の体を撥ね退ける様に押し倒して、腹の上に跨り、
屹立しているチンポを慌ただしく掴んで、その先をベトベトに濡らしたオマンコへ宛がい、
割れ目に添って二度、三度擦ったと思うと、充血してコリコリと膨れた膣口に宛がって、
グイッと腰を落としてきた。

二ヶ月近くオマンコから遠ざかって、痛いほどに怒張仕切ったチンポが
ズボッと根元まで入り込み、ベットリと濡れた小陰唇のビラビラがそれを包み込もうと
するかのように纏わり付くと、すかさず、彼女は巧みに腰を持ち上げて、肉付き豊かな
白尻を巧みなリズムで廻し始めた。そのうちに彼女の鼻息が一段と荒々しくなり、
「あア、アア、あアッ」と感極まったヨガリ声が、頻りに口から漏れてくる。

私は彼女の腰の動きにリズムを合わせて、下から激しく抜き差しし、
奥へ入れては亀頭の先で子宮の口をグリグリと擦り立てた。
「あア、エエわ、エエわ・・・ええチンポや、ええチンポや」
彼女の腰遣いがしどろもどろになり、ヨガリ声を消すために、
口に何かを咥えたと見えて、急にモグモグと押し殺したような呻き声に変わり、
息遣いが更に激しくなってきた。

五分余りの激しい茶臼合戦が続き、
「あア、ボボが、ボボが・・・あアッ、ボボがしびれるウ」
突然、彼女が思いがけないようなスケベな言葉を喘ぎ喘ぎ叫んだ。

彼女は感極まって、思わず使い慣れた「ボボ」と言う言葉を口にした様子で、続いて、
「イク、イク、イクッ!」
と訴えるように叫んだ途端、亀頭の周りを暖かい秘肉で扱かれるように締め付けられ、
目くるめくような快感が睾丸から背中を通って脳天を貫くようにズキンと立ち昇っていたと
思う瞬間、天にも昇る心地になって、ドビュッ、ドビュッと射精してしまった。

カリ先が痛いほどの射精をし終わったのと同時に、彼女は体を支えていた腕の力を
抜いてガックリと私の胸の上へ崩れてきた。

手術の傷口に疼くような痛みを覚えながら、チンポをオマンコに押し付けるようにして、
挿入したままで絡まっていると、オマンコの中から私が弾き出した精液が流れ出るのか、
睾丸から内股の辺りにヒンヤリとした感触が広がったが、それを拭おうともせずに、
彼女は肩で息をしながら其の侭の姿勢で喘いでいた。

「ああ、よかった。ボボが何とか成ってしまいそうやったわ」
暫くして松野さんは目を開いて私の顔を見詰め、唇を綻ばせた。
「それでもなあ、時々短い毛ェがボボへ当たって、チクチクして痛かったわ」
丸坊主に剃った陰毛がいまでは一ミリほどに伸びていたが、それがオマンコの柔らかい
ところを刺激したと言うのであった。

「それじゃ、奥さん、気分が殺がれたでしょう」
「何の、何の。返って刺激があってエエ気持ちやったわ」
松野さんはそう言って、笑いながら起き上がると、ティッシュペーパーを取って、
ゆっくりと私のチンポを拭き始めた。
◇宵闇の屋上◇

翌日の午後、松野さんは私の看護を終えて病院から出て行ったが、
一週間ほど経ったある夕刻、私が夕食を終えたところへひょっこりと彼女が顔を出した。

「まあ、すっかり元気そうになって、ほんまに良かったなあ」
松野さんは目尻の下がった目に笑みを浮かべて、
「あれから、毎日歩く練習してる?」
と枕元の食器を片付け始めた。
「ああ、毎日食後は散歩のつもりで屋上まで昇り降りしてるよ。
 今日もこれから夕方の散歩に出掛ける予定だよ」
「それはええ事やなあ。
 実は、ウチ、今度この病院で新しい患者さんの世話することになってなア」
と翌日から隣の産婦人科の病棟へ来ることになったと告げた。

「それはいい事だ、俺も楽しみが出来たよ」
「まあ、何の楽しみ?」
「時々、奥さんに逢えるじゃないか、楽しみだな」
私はそう言いながら、ついと彼女の体を引き寄せて、スカートの上からお尻を撫でた。
松野さんはむしろそれを期待していたのかの様に、私の手の動きに体を委ねていたが、
「なあ、これからウチと一緒に屋上へ行かへんか?」
と何か物欲し気な口調で私を誘った。窓外にはすでに暮色が漂い始め、
恐らく屋上には誰も居なくなる時間であった。

私は期待に胸を膨らませて、便所へ入った序にパンッを脱いで、
寝間着の下はスッポンンポンになり、彼女と一緒に病室を出た。

三階にある病室から九階の屋上まで階段を上がると息が弾んできた。
宵闇に包まれ始めた屋上には初夏の生暖かい風が吹き、
人影は見当たらなかったから、私は松野さんを促して、ペントハウスの裏側へ廻った。

白い壁に彼女の背を押し付けて、寝間着の前を捲くって勃起したチンポを抓み出すと、
それを待ち構えていたように松野さんはスカートを腹の上へ捲り上げた。

すでにその覚悟で来ていたと見え、下には何も穿いておらず、
仄かに白い下腹に繁茂した陰毛が露出した。
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